レインズ、8月の成約件数2か月連続で増加

不動産流通推進センターは9月23日、「全国の指定流通機構（レインズ）の活用状況（2020年8月分）」を公表した。

指定流通機構（東日本、中部圏、近畿圏、西日本）から提供された活用状況の資料をもとに、毎月「新規登録件数」「成約報告件数」「総登録件数」を集計して発表しているデータである。

発表によると8月の新規登録件数は、前年同月比0.9％増の35万928件。3か月連続で増加している。

成約報告件数は、同7.5％増の4万2,044件。こちらは2か月連続の増加。

総登録件数は、同1.7％増の81万1,654件。4か月連続の増加である。

8月における物件別の活用状況をみると、「売り物件」は次のような結果となった。

新規登録件数は、前年同月比7.5％減の11万9,426件。5か月連続で減少している。

成約報告件数は、同18.8％増の1万5,712件。2か月連続の増加。

総登録件数は、同4.3％減の35万8,254件。2か月連続で減少した。

売り物件の取引態様別物件数をみると、「専任媒介」が32.2％を占めており、次いで「一般媒介」が28.9％を占めた。

成約報告売り物件の取引態様別では、「専任媒介」は48.2％を占め、次いで「専属専任」の19.5％と続いた。

「賃貸物件」の活用状況は以下の通りである。

新規登録件数は、同5.9％増の23万1,502件。4か月連続の増加となった。

成約報告件数は、同1.8％増の2万6,332件。2か月連続の増加。

総登録件数は、同6.9％増の45万3,400件。3か月連続で増加している。

（画像は「全国の指定流通機構の活用状況（2020年8月分）」より）




指定流通機構の活用状況について（令和2年8月分）-公益財団法人 不動産流通推進センタ
https://www.retpc.jp/