フラット35金利3か月連続で上昇-住宅金融支援機構

住宅金融支援機構は4月1日、「新機構団信付きの【フラット35】等の借入金利水準（2021年4月）」を発表した。

これによると4月1日時点における「フラット35」（借入期間が21年以上35年以下）の金利は、融資率9割以下が年1.370％～年2.170％。前月の年1.350％から0.020％の引き上げとなり、3か月連続で上昇している。

取り扱い金融機関が提供する金利で最も多いのは、年1.370％である。

融資率9割超の金利は、年1.630％～年2.430％。取り扱い金融機関が提供する金利で、最も多いのは年1.630％。

「フラット20」（借入期間が20年以下）の最新金利は、融資率9割以下で年1.240％～年2.040％。こちらの最低金利は「フラット35」とは逆に、前月の1.260％から0.020ポイント引き下げられた。

金融機関の取り扱いで最も多い金利は年1.240％である。

融資率9割超は、年1.500％～年2.300％。年1.500％で取り扱っている金融機関が最も多い。

「フラット50」（長期優良住宅の認定を受けた住宅の購入で、借入期間が36年以上50年以下）の金利は以下の通りである。

融資率9割以下の金利は、年1.830％～年2.300％。取り扱い金融機関で最も多い金利は年1.830％。こちらの最低金利も「フラット20」同様、前月の1.850％から0.020％の引き下げとなった。

融資率が9割超の金利は、年2.090％～年2.560％。年2.090％で取り扱っている金融機関が最も多い。

（画像は「【フラット35】借入金利の推移」より）




最新の金利情報：長期固定住宅ローン【フラット35】-独立行政法人住宅金融支援機構
https://www.simulation.jhf.go.jp/

【フラット35】借入金利の推移
https://www.flat35.com/files/400343898.pdf