新築木造物件を対象として、平均価格を集計
株式会社東京カンテイは、2020年1月9日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の2019年12月版を発表した。
同リリースは、敷地面積100~300平米かつ最寄り駅から徒歩30分以内といった条件を満たす新築木造物件を対象として、平均価格を集計したもの。集計はエリア別に実施され、価格の推移についても考察されている。
年末で売り急ぎの傾向が出た首都圏
2019年12月の首都圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、3766万円となった。前月比ではマイナス2.1%となり、4ヵ月ぶりに下落へ転じている。
都県別に見た場合、東京都は前月比マイナス4.7%の4443万円となり、4ヵ月ぶりに下落。神奈川県も、マイナス4.3%の4017万円となり、3ヵ月ぶりの下落となった。埼玉県も、マイナス2.4%の3334万円となり、4ヵ月ぶりに下落。千葉県は、プラス1.4%の3200万円となり、4ヵ月連続で上昇をマークしている。
千葉県以外が下落を示した首都圏の動きについて、東京カンテイは年末で売り急ぎの傾向が出たことを指摘。結果として価格が弱含んだと、考察している。
近畿圏、3ヵ月連続で上昇
2019年12月の近畿圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、3204万円となった。前月比はプラス0.6%となり、3ヵ月連続で上昇を果たしている。府県別に見ると、大阪府は下落しているが、兵庫県と京都府は連続上昇を示した。
中部圏は、前月比マイナス0.5%の3058万円となり、下落へ転じた。愛知県も、マイナス0.4%の3232万円となり、4ヵ月ぶりに下落している。
福岡県は、マイナス0.1%の3152万円で、下落へ転じた。しかし、前年同月比はプラス6.5%を示している。
(画像はプレスリリースより)
主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 12月 - 株式会社東京カンテイ
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