同棲カップル428名に聞く!住まい探しの実態とは?
アットホーム株式会社は6月5日、「同棲カップルの住まい探しに関する調査」結果を発表した。
調査は、19歳~29歳の同棲をしている男女428名を対象に、2024年3月7日~3月12日に行われた。
個人スペースを重視するも現実は1LDKが最多
調査結果によると、現在の住まいの間取りは、1LDKが最多で33.2%となった。一方、理想の間取りは2LDKが最多で4割を超えている。
理想の間取りを選んだ理由には「お互いの部屋として活用したい」「個々で仕事や作業できる部屋があると良い」などの回答が見られ、それぞれの時間を過ごすスペースが求められていることがわかる。
男女の住まい選びのこだわりポイント
現在の住まいを決める上で譲れなかった条件は、女性は「最寄り駅までの徒歩分数」、男性は「築年数」が1位となった。
譲れなかった設備は、男女ともに「バス・トイレ別」が1位で、特に女性は過半数を占めた。男女差が最も開いた条件・設備はキッチンや風呂、洗面所など水回り部分で、男女のこだわりの違いが顕著に表れた。
現在住んでいるエリアを決める上で重視したことは、が男女ともに「生活用品を買う施設が充実している」が4割を超えて最多だった。次いで男性は「自分の勤務地が近い」、女性は「お互いの勤務地の中間」を挙げている。
住まい探しでは費用面や条件すり合わせに苦労
住まいを探す上で大変だったこと・困ったことの1位は、「家賃や初期費用などの費用面をすり合わせること」だった。次いで「お互いの希望条件を満たす物件を探すこと」、「家具の配置や生活動線など生活イメージをすり合わせること」となっている。
また、現在の住まいを探す上でパートナーとケンカしたかを尋ねたところ、27.1%が「はい」と回答した。
ケンカの原因としては、家賃の負担額や間取りの選定、エリア選びなどが挙げられ、スムーズな住まい探しのためにはお互いの理想とする生活スタイルを事前にすり合わせることが重要といえそうだ。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム株式会社のプレスリリース
https://athome-inc.jp/