単身高齢者の入居受け入れ問題の解決を目指す
2024年7月8日、株式会社GDBL(以下、GDBL)は、電力データ活用の物件見守りサービス「らくもり」を新たに開発し、8月1日から正式なサービス提供を開始すると発表した。
GDBLは「らくもり」によって孤独死による事故物件化のリスクを低減し、単身高齢者の入居受け入れ問題の解決を目指している。
いつもと違う電気の使われ方を検知
単身高齢者をはじめとする住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進、およびその居住の安定の確保を一層図るための「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律等の一部を改正する法律案」が、2024年3月8日に閣議決定した。
これにより見守り機能が付いた「居住サポート住宅」の認定制度が創設されるなど、住宅確保要配慮者向けの対策が進められている。
GDBLでは電力データを活用した見守りに関する実証実験を行い、不動産オーナーや不動産管理会社、高齢者への調査によって、ニーズがあることを確認。
低コストで導入と運用の手間をかけずに事故物件化のリスクを低減し空室率を改善する、電力使用データを活用したらくらく物件見守りサービス「らくもり」を開発した。
「らくもり」は、いつもと違う電気の使われ方を検知した場合に、安否確認の連絡を行うサービスだ。
スマートメーターが設置してあればエリア・電力会社に縛りはなく、工事や立ち会いは不要で導入が可能となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社GDBLのプレスリリース
https://www.gdbl.jp/press/20240708-01