賃貸住宅向け保険関連で提携
SBI日本少額短期保険株式会社(以下、SBI少短)と、賃貸物件の家賃債務保証サービスを展開するアーク株式会社(以下、アーク)は16日、SBI日本少短の賃貸住宅向け保険における「保険料の収納代行および保証スキーム」に関し、業務提携を締結、協働する取り組みを開始させたことを発表した。
今回の業務提携により、SBI日本少短の保険にかかる保険料は、アークを経由して収納されるものとなり、SBI日本少短代理店としてサービス展開を行う不動産管理会社で生じていた、保険料収納業務と、更新時の入金確認業務は不要となった。
業務負担が低減されたほか、入居期間中に無保険となるリスクも防止され、より安定的な運用が可能となっている。
デジタル化を推進しつつより便利に保険サービスを提供
SBI日本少短は、SBIホールディングス株式会社、SBIインシュアランスグループ株式会社のグループ会社として、少額短期保険業を営む企業。賃貸向け保険では、一般賃貸住宅向けの「賃貸住宅総合保険2021 みんなの部屋保険G4」や、テナント向けの「新・賃貸事業者総合保険 みんなのテナント保険」といった商品を提供している。
より身近で手軽な、便利な保険を提供すべく、最新テクノロジーの活用に力を入れており、顧客満足度の高い少額短期保険業者を目指してきた。
近年は2021年8月の中間サーバー開発以降、オンライン入居申し込みサービスなどを展開する複数の不動産プラットフォームや家賃債務保証会社とのシステム連携を進め、さらに2023年4月には、自社の保険契約管理システム「Nico」とのシステム連携をサポートするAPI仕様を公開するなど、多様な外部企業とのシステム連携を推進する体制を整えてきた。
一方のアークは、住居から事務所・テナント・倉庫・工場・土地など事業用まで、幅広い物件に関し、それを貸すオーナー、借りる人、関連業者など不動産契約に関わるすべての人々を支えるべく、家賃債務保証事業を中心とするサービスを展開してきた。
それぞれにリスクの少ない運用やスムーズで安心な利便性の高い保証サービスを提供していることで定評がある。
SBI日本少短では、今後もカスタマーエクスペリエンス、エージェンシーエクスペリエンスの向上を目指し、保険のデジタル化を通じたサービスの拡充などを推進していくとした。
SBI日本少額短期保険株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000272.000098438.html