神奈川・埼玉・千葉の新築マンション価格調査結果発表
首都圏の不動産価格高騰が続く中、株式会社LIFULLは7月17日、神奈川県・埼玉県・千葉県の2024年新築マンション平均価格調査の結果を発表した。
東京都からの転出先として注目される3県だが、エリアによって価格差が大きいことが明らかになった。
【神奈川県】横浜市中区が東京23区並みの高水準
神奈川県では、横浜市中区の平均平米単価が173.0万円でトップ。東京23区の平均と同水準を示した。
2位は「厚木市」の132.8万円、3位は「川崎市中原区」の132.7万円と130万円台の高値となり、神奈川県の平均平米単価95.9万円を大きく上回った。
【埼玉県】新座市が浦和区・大宮区を抑えトップに
埼玉県では、新座市の平均平米単価が122.0万円でトップとなった。前期比で28%と大幅な上昇を見せている。
2位は「さいたま市大宮区」の110.8万円、3位は「さいたま市浦和区」の110.6万円と、100万円を超えるエリアがランクイン。なお、埼玉県の平均平米単価は、80.2万円である。
【千葉県】市川市、浦安市が100万円超え
千葉県では、1位は「市川市」の111.2万円、2位は「浦安市」の100.1万円、3位には「千葉県稲毛区」の94.7万円が続いた。
トップ2は100万円を超えたものの、県全体の平均は77.4万円と3県中で最も安い。一方で、平均専有面積は72.06平米と最も広く、広さを求める層には魅力的な選択肢となりそうだ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LIFULLのプレスリリース
https://lifull.com/news/33772/