防犯を意識して住まいを探した人を対象にアンケート調査
2024年7月9日、アットホーム株式会社は、インターネットで行った「住まい探しと防犯意識の実態調査」の結果を公表した。
調査対象は、過去2年以内に防犯を意識して住まいを探し、現在賃貸物件において一人暮らしをしている19~80歳の男女で、男性238人・女性237人の計477人から回答を得ている。
防犯のために欲しい条件・設備の1位は「モニタ付インターホン」
「長期で不在にする際、自宅の防犯についてどのように感じますか?」との質問に対し、「非常に不安」と「やや不安」を合わせて44.0%という結果だった。
長期不在時の防犯対策では、「カーテンを閉める」「戸締りを念入りに確認する」の2つが半数を超えた。また「現在の住まいに引っ越す際、周辺の治安状況を調べましたか?」に対して、調べたと回答した人は57.0%だった。
「防犯のことを考えると欲しい住まいの条件・設備(複数回答)」では、全体の最多は「モニタ付インターホン」で、特に女性は54.4%と高くなっている。
また女性の62.8%はモニタ付インターホンがある部屋に現在住んでおり、モニタ付インターホンがあるなら家賃に上乗せしてもいい金額は平均1,497円だった。
不動産会社から教えてほしい周辺の治安情報は、「周辺の夜道の明るさ・人通りの多さ」がトップ、以下は「エリアの特性(繁華街、住宅街など)」「不動産会社のスタッフの経験に基づく情報」「交番や警察署の位置」が続いた。
これまでに自宅および自宅周辺において防犯面で不安を感じたことがあると回答した人は42.1%で、そのうちの15.4%はその後に実際に引っ越したと回答している。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム株式会社のプレスリリース
https://athome-inc.jp/