中古マンションの成約件数13か月連続で増加
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は7月10日、2024年6月度の「月例マーケットウォッチ」を発表した。
6月の首都圏における中古マンション市場動向は、以下の通りとなった。
中古マンションの成約件数は、前年同月比4.8%増加し、3,259件となった。13か月連続で前年同月を上回っている。
成約平米単価は同7.9%上昇の77万9,500円、成約価格は同7.5%上昇の4,956万円である。成約平米単価は2020年5月から50か月連続、成約価格は2020年6月から49か月連続で上昇している。
平米単価は埼玉県以外で上昇続く
首都圏の地域別の中古マンション成約平米単価は、埼玉県以外の地域で上昇が続いた。
東京都区部は、前年同月比7.3%上昇の112万5,000円。50か月連続で前年同月を上回った。東京都多摩は、同11.0%上昇の54万4,700円。こちらは12か月連続の上昇である。
埼玉県は同0.9%下落の42万1,500円、千葉県は同7.5%上昇の40万5,400円。3か月ぶりに下落した。
横浜・川崎市は、同7.1%上昇の63万8,900円だった。12か月連続で上昇している。神奈川県他は、同9.8%上昇の45万7,700円となり、9か月連続で上昇した。
(画像は「月例速報 Market Watch サマリーレポート(2024年6月度)」より)
月例速報 Market Watch サマリーレポート(2024年6月度)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202406_summary.pdf