小規模オフィス賃料を調査
アットホーム株式会社は8月2日、2024年上期における「小規模オフィスの募集賃料動向」を発表した。
駅から徒歩10分以内の小規模オフィスが対象。募集面積が5坪以上~25坪未満の「超小型」と、25坪以上~50坪以下「小型」に分けて賃料を調査した。
東京「超小型」1.6%上昇、「小型」横ばい
上半期の東京における小規模オフィス賃料の平均坪単価は、「超小型」が前期比1.6%上昇の1万3,495円、「小型」は横ばいの1万5,272円だった。
調査対象の東京21エリアの賃料は、引き続き小幅な動きとなったが、エリア別では「超小型」で8エリア、「小型」で4エリアが2012年下期以降最高値を更新した。
「超小型」で賃料が最も高かったエリアは銀座で、1万9,269円。2位は東京・日本橋・京橋の1万7,667円、3位は原宿・表参道の1万7,511円となった。
「小型」では、渋谷がトップとなり2万2,090円。2位は銀座の2万265円、3位は原宿・表参道の1万9,994円である。
その他主要エリアも好調
その他主要エリア(仙台市、横浜市、名古屋市、大阪市、福岡市)における「超小型」の賃料坪単価をみると、横浜市が1万642円、名古屋市が9,982円、大阪市が9,706円、福岡市が1万1,648円となり、2012年下期以降最高値を更新した。仙台市は、7,987円だった。
「小型」は仙台市が9,476円、横浜市が1万2,218円、名古屋市が1万1,280円、大阪市が1万282円、福岡市が1万3,276円で、全5エリアで2012年下期以降最高値を更新した。
(画像はプレスリリースより)
(アットホーム調べ)
アットホーム株式会社のプレスリリース
https://athome-inc.jp/