首都圏中古マンション価格は3,894万円
アットホーム株式会社は7月25日、「首都圏における中古マンションの価格動向(2024年6月)」を発表した。同社の不動産情報ネットワークに登録・公開された中古マンションを対象に調査したものである。
6月における首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,894万円で、前月比0.6%のプラスとなり2か月連続で上昇した。しかし、前年同月比では8か月連続で下落している。
エリア別の価格
エリア別の平均価格をみると、半数の4エリアが下落した一方で東京23区と横浜市・川崎市は2017年以降の最高額を更新しており、地域差が鮮明になった。
東京23区では前年同月比7.4%上昇し、5,330万円となった。築30年以内の全ての面積帯において平均価格が前年同月を上回ったことが一因である。
東京都下では同0.2%下落し、3,198万円だった。
横浜市・川崎市では同0.3%上昇し、3,411万円。6か月ぶりに上昇へと転じた。神奈川県他は、同0.3%上昇の2,642万円である。
さいたま市は同5.2%下落し3,293万円。埼玉県他は同4.5%下落の2,470万円で、10か月連続で前年同月を下回った。
千葉県西部は同5.9%下落の2,815万円。千葉県他は同2.8%上昇の2,063万円となっている。
(画像はプレスリリースより)
※アットホーム調べ
アットホーム株式会社のプレスリリース
https://athome-inc.jp/