中古マンション価格動向を天気図でわかりやすく表示
株式会社東京カンテイは7月29日、「2024年6月度 中古マンション価格天気図」を発表した。
この天気図は、全国の中古マンション(ファミリータイプ)の流通価格を毎月集計し、70平米に換算した平均価格の動向を天気マークで表示したもの。価格が上昇傾向の場合は「晴」、下落傾向は「雨」など、一目でわかるように工夫されている。
価格天気図「晴」が7地域から6地域に減少
6月の天気図は、 「晴」が7地域から6地域に減少し、「雨」は8地域から6地域に減少した。一方、「曇」は15地域から16地域に増加し、最多となっている。「小雨」は4地域から10地域に急増し、「薄日」は13地域から9地域に減少した。
全国で天候が改善した地域数は6から5地域に減少し、横ばいの地域は29地域で変わらなかったが、悪化した地域数は12から13地域に増加した。
47都道府県のうち、前月比で価格が下落した地域数は28地域。前月の26地域から2地域増加した。
前月と比較可能な事例数が10以上の全国524市区町村のうち264(50.4%)が下落。前月の246から再び増加に転じ、過半数を占めている。
主要都市でも下落傾向
6月は全国的に下落傾向が再び強まり、過半数の県で前月比マイナスとなった。地方主要4道県では動きに変化はなく、市別では仙台市と福岡市が下落、広島市は横ばい、札幌市のみ上昇した。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/price_weather_map/1360