2024年7月の東京23区における動向
株式会社マーキュリーリアルテックイノベーターは、2024年8月28日、プレスリリース『月例新築マンション動向(速報値)』の同年8月号を発表した。
同社は、不動産マーケティングプラットフォームの提供などを行う企業。同リリースは、同社が独自に調査した新築分譲マンションの最新動向として発表されているものであり、今回の8月号では2024年7月の東京23区における動向が明らかにされている。
大幅上昇した中央区/渋谷区/中野区
同リリースでは、新築マンションの分譲実績データを調査した上で、東京23区の行政区毎に供給戸数や平均価格などを算出。前年同月のデータを併記することで、価格などの推移も明らかにしている。
今回の発表によると、2024年7月の東京23区において新築マンションの平均価格が最高値を示したのは、19652.2万円の中央区だった。同区は今回、前年比10000万円以上の上昇を達成。供給戸数は582戸から53戸へ激減するも、平均坪単価は421.7万円から828.9万円へ大幅に上昇している。
2位の渋谷区や3位の中野区もまた、それぞれ7000万円/8000万円以上の上昇をマーク。中野区は、供給戸数についても前年同月の46戸から190戸へ大幅に増加した。
下落幅が8872.1万円に達した港区
一方、前年同月に平均価格がトップとなった港区は、前回の25487.5万円から16615.4万円へ下落し、下落幅は8872.1万円に達した。品川区もまた、前年比で7039.0万円もの下落をマーク。港区と品川区は、供給戸数についても共に大幅な減少を示している。
(画像はプレスリリースより)
【月例新築マンション動向(速報値)】2024年8月号発表 - 株式会社マーキュリーリアルテックイノベーター
https://mcury.jp/pressroom/2141/