関西エリア中心に個人投資家向けサービスの拡充を目指す方針
大阪を拠点に不動産の賃貸管理、不動産売買仲介、不動産コンサルティング、損害保険代理業などを営むアセットテクノロジー株式会社(以下、アセットテクノロジー)は26日、イオングループのイオン住宅ローンサービス株式会社(以下、イオン住宅ローンサービス)と、関西エリアを中心とした個人投資家向けのサービス拡充を目的とした「不動産投資提携ローン」の取り扱い契約を締結したと発表した。
2024年9月19日付で契約締結が完了している。アセットテクノロジーでは、今後はこの提携をもとに、仕入れ事業拡大や自社開発物件の供給も進めていくとした。
アセットテクノロジーによると、近年は物価の高騰が顕著である上、将来の年金に対する不安増大といった要素が重なり、多くの人々が自身の資産形成、資産の防衛手段を本格的に考え始めて、不動産投資への関心も高まっているという。
そして、不動産はインフレの影響を受けにくい実物資産であり、それゆえに注目されているものとみて、自社に培われた管理会社の視点・知見を活かし、不動産選定や運用方法に強みを見出し、事業展開につなげていきたいと考えたとした。
販売・買取も幅広く強化
イオン住宅ローンサービスは、イオングループでイオン銀行などの事業を統括する中間持株会社(金融持株会社)のAFSコーポレーション株式会社の子会社として、マンションを対象とする不動産投資ローンを主商品とする企業。住宅関連融資及びその管理回収業務や、損害保険の代理店業務などを事業内容とする。
アセットテクノロジーでは、このイオン住宅ローンサービスと提携することで、関西エリアを中心とした個人の不動産投資家向けで提供するサービスを拡充できると見込んでおり、販売を強化していくほか、買取も幅広く行えることを期待しているとした。
さらに今後の自社開発不動産供給に向け、重要なマイルストーンと位置づけてもいる。

アセットテクノロジー株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000108949.html