中古マンション価格を天気図で表示
株式会社東京カンテイは11月28日、「2024年10月度 中古マンション価格天気図」を発表した。
この天気図は、全国の中古マンション(ファミリータイプ)の流通価格を月ごとに集計し、70平米に換算した平均価格の動向を天気マークで表示したもの。価格が上昇傾向の場合は「晴」、下落傾向は「雨」など、一目でわかるように表示されている。
10月の天気図「晴」は13地域
10月の天気図では、「晴」が10地域から13地域に増加し、「雨」(8地域)と「曇」(9地域)は、前月と変わりがなかった。
「小雨」は7地域から8地域に増加、「薄日」は13地域から9地域に減少した。
全国で天候が改善した地域数は16から10地域に減少した。一方、横ばいは23地域から28地域に、悪化は8地域から9地域と、いずれも増加している。
47都道府県のうち、前月比で価格が下落した地域数は26地域。前月の21地域から5地域増加した。
前月と比較可能な520市区町村のうち234都市(46.7%)が下落したが、下落した都市数は前月247都市(47.5%)と比べわずかに減少した。
全国的に弱含みで推移
10月は47都道府県のうち過半の地域で価格が下落しており、弱含みの傾向となった。
地方主要4道県では広島県の天気が「薄日」に改善。市別の価格は広島市のみ上昇している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/price_weather_map/1409