駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2023年3月14日、JR総武線・市川駅~千葉駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2022年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
最高値となったのは、232万円の本八幡駅
今回の発表によると、JR総武線の市川駅~千葉駅間において中古マンションの平均坪単価が最高値となったのは、232万円の本八幡駅だった。同駅エリアは前年・前々年と上昇を続けており、今期も22.1%という大幅な上昇を達成し、事例数も増加傾向を示している。
ファミリー向け物件が多い同区間では今期、全ての駅エリアが前年を上回る価格をマークしており、中でも幕張本郷駅/新検見川駅/西千葉駅は2桁の上昇を達成。特に西千葉駅は、前年のマイナスから上昇へ転じた。市川駅も、平均築年数はかさんだが上昇率は10.4%に達している。
東船橋駅も前年に引き続き2桁上昇
同区間では、東船橋駅も前年に引き続き2桁の上昇をマークした。しかし同社は、同駅エリアの事例数が75件であることを指摘し、個別事例の影響を受けた可能性があると分析している。
なおJR総武線全線(三鷹駅~千葉駅)における中古マンションの平均坪単価は、252万円となった。前年と比較して、比率で5.4%、価格で13万円上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR総武線3 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1159