全国の投資用不動産オーナー400人のESG意識調査
2023年2月27日、株式会社グローバル・リンク・マネジメントが運営するグローバル都市不動産研究所は、「不動産投資オーナーのESG意識調査」の結果を公表した。
全国の投資用不動産保有者400人を対象に2021年から行っている「ESG(環境・社会・ガバナンス)」に関する調査で、今回が3回目となる。
「ESG」の認知度は3年連続で増加
「ESG」という言葉を聞いたことがあるかをたずねた質問では、「ある」と答えた人が47.5%で、前回よりも6.5ポイント増え、3年連続の増加となっている。
環境・社会への好悪の影響を考慮する「不動産のESG投資」の認知度を聞いた質問では、33%の人が「知っていた」と回答。前回調査より2.5ポイントの上昇であった。
不動産投資において、「ESG」は判断の材料・要素として重要だと思うかをたずねた質問では、「重要だと思う」「どちらかというと重要だと思う」と答えた人は合わせて77.6%だった。
重要だと思う理由と答えた人にその理由を聞いた質問(複数回答)では、「中長期的な資産価値の維持に寄与すると思うため」が1位、「賃料収入などリターンに好影響をもたらすと思うため」が僅差の2位だった。
ESG対応物件の購入額の増額についてたずねた質問においては、「購入費用に差が出ることは許容できない」が23.2%で最多となったが、3年連続で減少。増額を許容する人が76.7%という結果となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社グローバル・リンク・マネジメントのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000020953.html