駅エリアごとの平均坪単価として「価格」を算出
株式会社東京カンテイは、2023年5月16日、京成押上線/京成千葉線/成田スカイアクセスの駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、各路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2022年10月から12月までの3ヶ月に実施されている。
京成押上線、最高値は291万円の押上駅
今回の発表によると、京成押上線全線(押上駅~青砥駅)における中古マンションの平均坪単価は、前年比10.5%プラスの222万円となった。最高値をマークしたのは291万円の押上駅であり、今期も2桁上昇を達成。同路線では、京成曳舟駅や八広駅、四ツ木駅なども大きな価格上昇を示している。
京成千葉線全線(京成津田沼駅~千葉中央駅)における中古マンションの平均坪単価は、前年比16.3%プラスの125万円となった。最高値をマークしたのは、147万円で2桁上昇を果たした京成津田沼駅。同路線では、京成稲毛駅や千葉中央駅も上昇基調を示したが、みどり台駅は下落を続けている。
成田スカイアクセス、東松戸駅が下落へ転じる
成田スカイアクセス全線(日暮里駅~千葉ニュータウン中央駅)における中古マンションの平均坪単価は、前年比17.2%プラスの219万円となった。最高値を示したのは、前期から30万円以上上昇して337万円に達した日暮里駅。同路線では大半の駅エリアで価格が上昇したが、東松戸駅は前年の大幅上昇から下落へ転じている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/京成押上線・千葉線・成田スカイアクセス - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1184