賃貸マンション関連事業従事者を対象にしたインターネット調査
2023年5月31日、三菱地所リアルエステートサービス株式会社は、2023年の賃貸マンション市場の見通し・トレンド・課題に関するアンケート調査の結果を公表した。
東京23区および大阪市所在の賃貸マンション関連事業従事者を対象にしたインターネット調査により、208名から回答を得た結果だ。
半年後の見通しは現在よりも縮小に向かうと答えた人が増加
2023年の賃貸マンションマーケット見通しについては、現在は拡大期から「ピークに近づいている」「ピークである」という見方が合わせて58%を超え、「ピークを過ぎ、減退局面に転じた」も15%あった。
半年後については、「ピークを過ぎ、減退局面に転じた」が25%、「減退が続いている」が8%に増加するなど、縮小に向かうという見方が拡大している。
2023年の賃貸マンション市場へのプラス要因をたずねた質問(複数回答)では、1位は「都心部への人口回帰(人口/世帯数の増加)」で、以下「分譲マンション価格の高騰」「雇用拡大・賃金の上昇」と続いた。
同様にマイナス要因については、1位は「賃貸マンションの過剰供給」で、以下「物価・資源価格・人件費の高騰」「日銀の金融政策(金融引き締め)」という結果だった。
(画像はプレスリリースより)
三菱地所リアルエステートサービス株式会社のプレスリリース
https://www.mecyes.co.jp/