2023年4月の分譲実績データを発表
株式会社マーキュリーリアルテックイノベーターは、2023年5月25日、プレスリリース『月例新築マンション動向(速報値)』の同年5月号を発表した。
同社は不動産マーケティングプラットフォームを提供している企業であり、同リリースは同社の独自調査による新築分譲マンションの最新動向を公表するもの。今回発表された5月号では、2023年4月の東京23区における行政区別分譲実績データ(速報値)が明らかにされている。
最高値を示したのは、24465.2万円の港区
今回の発表によると、2023年4月の東京23区において新築分譲マンションの平均価格が最高値を示したのは、24465.2万円の港区だった。同区は、前年同月から15937.6万円もの上昇を達成。平均坪単価も前年同月の564.5万円から1038.5万円にまで上がり、供給戸数も56戸から97戸へ増加している。
港区に次いで平均価格が高かったのは、12841.6万円の新宿区だ。同区は、前年同月から5301.0万円の上昇をマーク。平均坪単価も488.5万円から628.6万円まで上がり、特に供給戸数については119戸から256戸へと倍以上の増加を示している。
大きな下落を示した品川区
一方、2023年4月の東京23区では品川区が大きな下落を示した。同区における前年同月の新築分譲マンション平均価格は14606.4万円だったが、今期は9265.6万円にまで下落。平均坪単価も643.7万円から591.1万円に、平均面積も75.0平米から51.82平米に、それぞれ下落している。
(画像はプレスリリースより)
『月例新築マンション動向(速報値)』2023年5月号発表 - 株式会社マーキュリーリアルテックイノベーター
https://mcury.jp/pressroom/1754/