8月の首都圏の中古マンション価格は4,704万円
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は9月11日、2023年8月度の「月例速報 Market Watch サマリーレポート」を発表した。
発表によると、8月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比0.9%増の2,367件で、3か月連続で前年同月を上回った。
成約平米単価は同10.1%と2ケタ上昇の74万8,000円、成約価格は同9.9%上昇の4,704万円となった。成約平米単価は40か月連続、成約価格は39か月連続で上昇している。
横浜・川崎市の平米単価が38か月ぶりに下落
地域別の中古マンション成約平米単価は、以下の通りである。
東京都区部は、前年同月比5.4%上昇の106万7,000円。40か月連続の上昇である。
多摩は、同0.4%上昇の52万7,700円。ほぼ横ばいながら、2か月連続で上昇した。
横浜・川崎市は、同7.0%上昇の61万3,900円。2か月連続で上昇している。
神奈川県他は、同13.3%の2ケタ上昇を示し、41万1,000円。33か月連続の上昇となった。
埼玉県は、同5.1%上昇の41万9,600円。39か月連続で上昇している。
千葉県は、同4.2%上昇の、39万500円だった。37か月連続の上昇である。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年8月度)」より)
月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年8月度)-公益財団法人 東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202308_summary.pdf