価格を天気図で示す「中古マンション価格天気図」
東京カンテイは8月31日、2023年7月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。
この天気図は、ファミリータイプの中古マンションの価格動向を「天気マーク」で示したものである。価格が上昇傾向であれば「晴」、やや上昇傾向であれば「薄日」、足踏み状態であれば「曇」、やや下落傾向であれば「小雨」、下落傾向であれば「雨」の天気マークで表示される。
全国的な下落傾向がやや一服
7月度の「中古マンション価格天気図」は「晴」が16地域から18地域に増加した。その一方で「雨」は3地域から4地域へ、「曇」は4地域から8地域へと増加しており、課題が残る地域もみられた。「小雨」は6地域から3地域に、「薄日」は18地域から14地域に減少している。
天候が改善した地域数は6地域から9地域に増加し、横ばいは30地域で変化がなかった。悪化は11地域から8地域に減少している。
47都道府県のうち前月比で価格が下落した地域数は、24地域から20地域に減少した。6月までは全国的に下落傾向が続いたが、7月に入りやや緩和している。下落する都市数が減少し、上昇傾向へと転じる地域が増えている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社 東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/price_weather_map/1224