アットホームが7月の中古マンション価格動向を発表
アットホームは8月30日、「首都圏における『中古マンション』の価格動向(2023年7月)」を発表した。
発表によると、7月における中古マンションの1戸あたり平均価格は3,886万円で、前月比0.3%のマイナス。3か月連続の下落となった。前年同月比では2.7%上昇している。
さいたま市が2017年1月以降最高額を更新
エリア別の平均価格は、以下の通りである。
東京23区は4964万円(前月比0.1%上昇)、東京都下は3191万円(同0.5%下落)。
横浜市・川崎市は3390万円(同0.3%下落)、神奈川県他は2631万円(同0.1%下落)。
さいたま市は3530万円(同1.6%上昇)、埼玉県他は2557万円(同1.2%下落)。
千葉県西部は2983万円(同0.3%下落)、千葉県他は2020万円(同0.7%上昇)。
エリア別では埼玉県の動きが目立つ。さいたま市は前月比で1.6%の大幅上昇を示し、2017年1月以降最高額を更新した。
これに対して埼玉県他は、1.2%の大幅下落となった。埼玉県他は2023年2月以降は横ばいを挟んで下落傾向が続いており、同じ埼玉県内でもさいたま市とそれ以外のエリアとでは価格上昇の勢いに差がみられる。
(画像はプレスリリースより)
※アットホーム株式会社調べ
※分析:アットホームラボ株式会社
アットホーム株式会社のプレスリリース
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