不動産取引におけるコミュニケーション進化を支える新サービス
不動産コミュニケーションクラウド「Facilo」を展開する株式会社Facilo(以下、Facilo)は15日、ChatGPT連携機能を新たに開発し、「Facilo」に搭載したことを発表した。
「Facilo」は、不動産取引において発生する物件提案や内見日程調整、必要書類の手配といった情報のやりとりを、クラウド上に一元化・可視化することができるプラットフォーム。テクノロジーの力を活かし、不動産取引の煩雑なプロセスをシンプルかつスムーズなものとすることを提案している。
今回は、さらに独自設計のプロンプトでAIの精度向上と高いセキュリティを確保しながら、物件の提案などコアな内容にかかる部分はこれまで通り人間が担当し、細かなメール表現のアイデア出しなど形式的な単純作業の部分は生成AIであるChatGPTが担当する仕組みを生み出した。
取引のやりとりにおけるコア部分に人間が集中して取り組め、それ以外の部分をAIが頼れるアシスタントとしてサポートする環境を整えるとしている。
個人情報はしっかり保護
ChatGPT連携機能の第1弾として搭載されたのは、「メール自動生成機能」だ。独自のプロンプト設計に基づき、メール文面の下書きを高精度かつ豊富なバリエーションで自動設計できるようになっている。
API連携時に、個人情報や物件情報の個別データは一切ChatGPT側に入力しない仕様となっているため、予期せぬ機密情報、プライバシーにかかる秘匿性の高い情報がAIの学習データとして取り込まれてしまうといった心配もない。
AI活用で懸念されるセキュリティリスクも回避できているため、安心して不動産取引のプロセス効率化、買い手側とのコミュニケーション最適化に活用できるとする。
株式会社Facilo プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000113384.html