戸当たり価格・平米単価ともに2ケタ上昇
不動産経済研究所は9月20日、「首都圏 新築分譲マンション市場動向 2023年8月」を発表した。
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県を対象に、供給戸数や契約率、価格などの市場動向を調査したデータである。
これによると、8月の首都圏における新築分譲マンションの発売戸数は、前年同月比26.4%増の1,469戸だった。2か月連続で増加している。
1戸当たりの平均価格は同17.9%上昇の7,195万円、1平米当たりの平均単価は19.3%上昇の18万6,000円だった。いずれも6か月連続で、前年同月を上回った。
初月契約率は、68.6%だった。前年同月比では同6.6ポイント上昇したものの、前月比では6.2ポイント低下し、2か月振りに60%台に下がった。
エリア別では神奈川県の価格が下落
都県別の1戸当たりの平均価格は、以下の通りである。
東京23区は前年同月比8.8%上昇の8,597万円、都下は同31.0%と大幅に上昇し5,957万円となった。
神奈川県は同3.5%下落し、5,368万円となっている。
埼玉県は同1.0%上昇の4,632万円、千葉県は同13.9%と2ケタ上昇を示し4,932万円となった。
(画像はプレスリリースより)
株式会社 不動産経済研究所のプレスリリース
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