相続不動産の売却に関する意識調査
株式会社LIFULLが運営する「LIFULL HOME'S」は10月18日、相続不動産の売却に関する調査結果を発表した。
売却した相続不動産の築年数は、「築40年以上」が47.9%で最多。売却を検討し始めたきっかけについて聞いたところ、第1位「相続したが使う見込みがなかった」(61.0%)、第2位「維持費が高いと思った」(28.4%)、第3位「住宅・不動産の老朽化」(27.5%)となった。
「査定価格」よりも「会社・担当者への信頼」
相続した不動産を売却した時に後悔したことについて聞いた。すると「買い手がなかなか見つからなかった」(13.2%)、「安易に価格を下げてしまった」(12.1%)、「価格や担当者を、複数の不動産会社でしっかり比較しなかった」(11.5%)などが上位に。
一方で、「選択肢にあてはまるものはない」(50.8%)と回答した人も多く、家庭ごとの個別の事情があると考えられる。
仲介を依頼した会社を選んだ理由を尋ねたところ、最多の回答は「会社が信頼できたから」(35.0%)。以下、「担当者が良かったから」(34.4%)、「地元の不動産事情に詳しかったから」(29.4%)、「査定価格が納得いくものだったから」(24.3%)と続く。
「査定価格」よりも「会社・担当者への信頼」や「地元の詳しさ」を重視して会社を選ぶ人が多いとわかる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LIFULL プレスリリース
https://lifull.com/news/29220/