関西では初出展「マンション総合EXPO 2023」に参加
気候テックカンパニーのレジル株式会社(以下、レジル)は18日、住まいと建築、不動産の総合展として開催される「マンション総合EXPO 2023」に出展すると発表した。今年4月より開始した同社の「マンション防災サービス」について、詳しい紹介を行う。関西での展示会出展は初になるという。
レジルの「マンション防災サービス」は、既存の集合住宅物件に初期費用ゼロで、太陽光発電関連の設備と蓄電池を設置・導入できるもの。これにより停電発生時にも、共用部の給水ポンプ(水道・トイレ)やエレベーター、立体駐車場など生活維持に欠かせない動力設備へ、発電・貯蓄した電気を供給することができるようになる。
居住者の安全安心と脱炭素化に対応
昨今の異常気象や大型台風による甚大な被害の発生を受け、住まいのレジリエンス強化に高い関心が寄せられているが、国や一部の地方自治体では、こうした自然災害発生時に、可能な限り在宅避難することも推奨している。
よって災害による停電発生時にも、必要最低限の電気エネルギーを確保し、生活インフラを支えることができれば、入居者らも安心して在宅避難ができる。住み慣れた場所で安全安心を確保できれば、メリットは大きいだろう。
この「マンション防災サービス」は、さらに災害レジリエンス強化だけでなく、脱炭素化にも貢献する。物件屋根上に設置した太陽光発電設備に加え、実質再生可能エネルギー100%の電気を供給し、蓄電池を有効利用する仕組みであるため、居住者にとっては、特段の負担なく、いつも通りの暮らしで、建物一棟丸ごとの脱炭素化協力ができることになる。
展示会におけるレジルのブースでは、この「マンション防災サービス」について、より詳しい内容や導入の流れなどが案内される予定となっている。
「マンション総合EXPO 2023」は、2023年11月1日・11月2日の2日間、10:00~17:00の日程で、インテックス大阪 2号館を会場に開かれる予定だ。
レジル株式会社 プレスリリース
https://rezil.co.jp/news_release/482/