アットホーム「マンション売却」調査を実施
アットホームは11月9日、「マンション売却に関する実態調査」の結果を発表した。
調査対象者は、2018年7月以降に住み替えのためにマンションを売却したことがある30~69歳の男女409名。調査期間は、2023年8月22日~8月23日。
売り出し・成約価格のかい離率は-4.5%
調査結果によると、マンション売却理由で最も多かったのは「住む場所を変えたかったから」の22.7%。次いで「一戸建てに住み替えたかったから」の21.5%、「家族構成が変わったから」の16.9%と続いた。
売却に当たって不動産会社を見つけた経緯では、「次に住む物件を購入・借りる際に利用する予定の会社だった」が18.8%と最多だった。次の住まい探しに焦点を当てている人が多いようだ。
また、不動産会社選びは「実績が豊富なこと」が37.0%でトップとなった。より希望に近い条件で売却をするために、不動産会社の実績を重視する傾向がみられる。
では実際に、希望の価格で売却ができたのだろうか。売り出し価格と成約価格の差額を比率で示す「かい離率」を調べたところ、平均で-4.5%という結果となった。
かい離率がプラスになるケースは少なく、価格の値下げを余儀なくされるケースが多いようだ。また、売却までの期間が長くなるにつれて、かい離率も増加する傾向がみられた。
(画像はプレスリリースより)
※アットホーム調べ
アットホーム株式会社のプレスリリース
https://athome-inc.jp/