首都圏の70平米当たり平均価格は4,760万円
東京カンテイは11月21日、10月度の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移」を発表した。
発表によると、10月における首都圏の70平米当たりの平均価格は4,760万円だった。前月比-0.4%となり、小幅ながら再び下落した。前年同月比でも、マイナスに転じている。
都県別で見ると、東京都は前月比+0.3%の6,433万円。前月に引き続き上昇した。
神奈川県は前月比-0.2%の3,680万円、埼玉県は前月比-0.7%の2,996万円となり、再び下落した。千葉県も前月比-0.8%の2,749万円で、7月以降下落傾向が続いている。
近畿圏の70平米当たり平均価格は2,865万円
近畿圏の70平米当たりの平均価格は、前月比-0.7%の2,865万円となり、3か月連続で下落した。下落率も徐々に拡大している。また、首都圏と同じく、前年同月比がマイナスに転じた。
大阪府では前月比-0.4%の3,060万円と、小幅ながら6か月連続で下落し、8月以降は前年同月を下回る水準となっている。また、兵庫県でも前月比-0.8%の2,497万円と、3か月連続の下落となった。
中部圏の70平米当たりの平均価格は、前月比+0.2%の2,251万円。愛知県は、前月比-0.1%の2,389万円だった。どちらもわずかな変動にとどまったものの、前年同月と同じ水準まで下げてきている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/c202310.pdf