首都圏の中古マンション価格8.4%上昇
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は11月10日、2023年10月度の「月例速報MarketWatchサマリーレポート」を発表した。
発表によると、10月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比7.0%増の3,287件だった。5か月連続で前年同月を上回った。
成約平米単価は同7.4%上昇の74万5,500円、成約価格は同8.4%上昇の4,765万円となった。成約平米単価は2020年5月から42か月連続、2020年6月から成約価格は41か月連続で上昇している。
首都圏全地域で平米単価が上昇
地域別の中古マンション成約平米単価は、以下の通りである。
東京都区部は、前年同月比4.1%上昇の107万2,900円。42か月連続で上昇している。
東京都多摩は、同5.9%上昇の55万4,400円。4か月連続の上昇となった。
埼玉県は、同5.9%上昇の42万3,600円。前月の下落から上昇へと転じた。
千葉県は、同12.4%プラスと2ケタ上昇し、40万4,900円。39か月連続の上昇である。
横浜・川崎市も、同14.5%プラスと2ケタ上昇示し、64万8,300円だった。4か月連続で上昇している。
神奈川県他は、同8.5%上昇し、41万2,100円。反転上昇した。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年10月度)」より)
月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年10月度)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202310_summary.pdf