発売戸数が激減、契約率は3か月連続で6割台
不動産経済研究所は11月20日、「首都圏 新築分譲マンション市場動向 2023年10月度」を発表した。
これによれば、10月の首都圏における新築分譲マンションの発売戸数は、前年同月比46.3%減と大幅に減少し、1,486戸だった。
初月契約率は同11.0ポイント下落L60.9%となり、3か月連続で6割台に落ち込んでいる。
即日完売は、東京都世田谷区の「ヴィークステージ世田谷千歳烏山」3期1次(2戸、平均1倍、最高1倍)と、千葉県成田市の「ハイムスイート成田NT」3期2次(3戸、平均1倍、最高1倍)の2物件5戸だった。
首都圏新築マンションの平均価格は6,567万円
1戸当たりの平均価格は、前年同月比3.2%下落の6,567万円。5か月振りの下落となった。
1平方メートル当たりの平均単価は、同1.5%上昇し101万円だった。8か月振りに上昇に転じた。
地域別の1戸当たり平均価格をみると、東京23区が同 7.0%下落し、8,709万円。東京都下は、同21.7%上昇の5,624万円。神奈川県は同10.9%上昇の 6,555万円、埼玉県は同5.4%上昇の5,118万円、千葉県は同0.7%上昇の4,528万円となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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