1月度の関東・中古マンション市場動向を発表
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は1月12日、2024年1月度の「月例マーケットウォッチ」を発表した。
これによると、1月の首都圏における中古マンション市場動向は以下の通りだった。
中古マンションの成約件数は、前年同月比5.0%増の2,711件だった。8か月連続で前年同月を上回っている。
成約平米単価は同11.2%上昇の75万9,800円、成約価格は同13.7%上昇の4,860万円と、どちらも2ケタ上昇となった。成約平米単価は2020年5月から45か月連続、2020年6月から成約価格は44か月連続で上昇している。
東京都区部の中古マンション価格は45か月連続上昇
首都圏の地域別の中古マンション成約平米単価は、以下の通りである。
東京都区部は、前年同月比8.7%上昇の108万7,200円。45か月連続で上昇している。東京都多摩は、同17.5%上昇の58万8,900円。7か月連続の上昇となった。
埼玉県は同8.6%上昇の43万4,200円、千葉県は同8.3%上昇の39万3,800円である。
横浜・川崎市は、同5.3%上昇の62万8,300円だった。7か月連続で上昇している。神奈川県他は、同19.4%上昇の45万6,100円となった。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2024年1月度)」より)
月例速報MarketWatchサマリーレポート(2024年1月度)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202401_summary.pdf