中古マンション売却経験者の実態調査
2024年2月13日、資産形成・不動産投資メディア「エンマネ」を運営するアセットテクノロジー株式会社は、「中古マンションの売却に関する経験者の実態調査」の結果を公表した。
調査は不動産会社を通じて所有していたマンションを売却した経験を持つ人を対象に行い、109人から回答を得ている。
42.1%が1,000万円以上の売却益
売却したマンションの築年数について聞いた質問では、「10年以上~20年未満」が36.7%で、10年刻みでは「5年未満(17.4%)」と「5年以上~10年未満(21.1%)」を合わせた10年未満が38.5%となった。
売却したマンションの保有年数については、「1年未満(2.8%)」「1年以上~3年未満(11.0%)」「3年以上~5年未満(22.0%)」を合わせると5年未満が35.8%という結果だった。
売却益の金額については、最多が「1,500万円~2,000万円未満(14.7%)」、次いで「1,000万円~1,500万円未満(16.5%)」となっており、1,000万円以上の売却益を得た人は42.1%にのぼった。
マンション売却に満足しているかを聞いたところ、「とても満足している(21.0%)」「やや満足している(51.4%)」を合わせて72.4%が満足と回答。その理由については、「売却で得た資金を有効に使えているため」が46.8%が最多となっている。
マンションの売却を決断した理由は、最も多かったのは「住み替えをするため(63.3%)」だが、2位以下は「資産の組み替えを行うため(25.7%)」「不要物件の処分のため(24.8%)」「不動産市場や景気の変動を考え売り時だと考えたため(23.9%)」だった。
マンション売却をスムーズに行うために実施してよかったことを聞いたところ、最も多かったのは「実績のある不動産会社を選ぶ(42.2%)」で、以下は「売却の最適なタイミングを事前に調べておく(29.4%)」「物件の内覧の前に綿密に清掃をしておく(27.5%)」が続いた。
一方、マンション売却してから「やっておけばよかった」と思ったことのトップ3は、「市場価格の調査を怠らない(33.9%)」「手数料など諸経費まで調べておく(31.2%)」「不動産会社ごとの査定方法の違いまで知っておく(31.2%)」だった。
(画像はプレスリリースより)
出典元:「エンマネ」
アセットテクノロジー株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000108949.htmlエンマネ
https://enmone.jp/