二俣川駅~海老名駅間の「価格」を発表
株式会社東京カンテイは、2024年2月20日、相鉄本線・二俣川駅~海老名駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2023年8月から10月までの3ヵ月間に実施されている。
上昇維持のさがみ野駅、横ばいの希望ヶ丘駅
今回の発表によると、相鉄本線の二俣川駅~海老名駅間において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、168万円の海老名駅だった。同駅エリアは前期に下落を示していたが、今期は22%もの台の大幅上昇を達成。この上昇の要因として同社は、築浅事例の増加を指摘している。
同区間にて上昇を示した駅エリアとして同社は、さがみ野駅に注目。前期に2桁上昇を果たした同駅エリアは、今期も5%台ながら上昇を維持し、価格は113万円となった。一方、前期に101万円から116万円へ急上昇した希望ヶ丘駅は、今期は116万円のままで横ばいを示している。
相鉄新横浜線の駅別価格も発表
今回の発表では、相鉄新横浜線(新横浜駅~西谷駅)の駅別中古マンション価格も明らかにされた。
今期の同路線では、新横浜駅が213万円で最高値をマーク。しかし同駅エリアは、前期比では下落へ転じており、同社は築古化の進行を下落の要因として指摘している。なお、同線全域における中古マンションの平均坪単価は180万円となり、前年より5万円下落した。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/相鉄本線2&相鉄新横浜線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1295