「月例新築マンション動向(速報値)」2024年2月号
株式会社マーキュリーリアルテックイノベーターは、2024年2月27日、プレスリリース『月例新築マンション動向(速報値)』の同年2月号を発表した。
このリリースは、同社が実施した独自調査の結果を新築分譲マンションの最新動向として公開しているもの。今回発表された2024年2月号では、同年1月における東京23区の行政区別分譲実績データを速報値として公開、考察している。
急上昇を示した港区、大幅に下落した千代田区
発表された『月例新築マンション動向(速報値)』2024年2月号によると、同年1月の東京23区において新築分譲マンションの平均価格が最高値となったのは、港区だった。同区は、前年同月の8268.2万円から大幅に上昇し、21057.6万円に到達。供給戸数と平均面積はさほど大きな変化がないが、平均坪単価は564.2万円から1419.8万円へ急激な上昇を示している。
一方で、前年同月に平均価格が最高値となった千代田区は、27010.7万円から18100.0万円へと大幅に下落。下落幅は、今期の23区で最大となるマイナス8910.7万円に達した。平均坪単価は911.1万円から824.9万円へ下落し、平均面積も98.0平米から72.54平米へと縮小。供給戸数も14戸から4戸に減少している。
顕著な価格上昇を示した豊島区
2024年2月の23区では豊島区と北区、そして大田区と江戸川区が顕著な価格上昇を示した。特に、豊島区は前年同月の9361.8万円から13963.0万円へと上昇し、1億円の大台に乗る形となっている。供給戸数は12戸から4戸に減少したが、平均坪単価は527.9万円から606.4万円に上昇。平均面積も58.63平米から76.13平米に拡大した。
同社は今後もあらゆるステークホルダーの最良の選択を支援するとしている。
(画像はプレスリリースより)
『月例新築マンション動向(速報値)』2024年2月号発表 - 株式会社マーキュリーリアルテックイノベーター
https://mcury.jp/pressroom/1980/