発売戸数は42.5%減、契約率も6割台
不動産経済研究所は5月21日、「首都圏 新築分譲マンション市場動向 2024年4月度」を発表した。
これによると、4月の首都圏における新築分譲マンションの発売戸数は、前年同月比42.5%減と大幅に落ち込み、972戸となった。初月契約率は同11.0ポイント下落し62.4%だった。
即日完売は、東京都品川区の「パークホームズ品川中延」1期1次(22戸、平均1.36倍最高4倍)、川崎市多摩区の「パークタワー向ヶ丘遊園」1期3次(11戸、平均1倍最高1倍)など3物件39戸。
首都圏新築マンションの平均価格は7,412万円
1戸当たりの平均価格は、前年同月比4.3%下落の7,412万円となり、2か月連続で下落した。
1平方メートル当たりの平均単価は、同3.6%上昇の120万1,000円。こちらは2か月振りの上昇である。
地域別の1戸当たり平均価格をみると、東京23区は同22.1下落の9,168万円、東京都下は同4.5%上昇の5,814万円、神奈川県は同5.2%上昇の6,093万円、埼玉県は同8.8%下落の5,088万円、千葉県は同7.3%上昇の4,929万円となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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