大岡山駅~溝の口駅間の駅別中古マンション価格
株式会社東京カンテイは、2022年5月31日、東急大井町線・大岡山駅~溝の口駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2022年2月から4月までの3ヵ月間に実施されている。
最高値の緑が丘駅は、30.2%上昇
今回の発表によると、東急大井町線の大岡山駅~溝の口駅間において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、366万円の緑が丘駅だった。同駅エリアは、前年と比較すると30.2%もの大幅上昇を達成。ただし事例数が18件と少ないため、個別事例の影響を受けた可能性を同社は指摘している。
今期の同区間では他にも、大岡山駅が294万円をマークし、上昇幅が20.0%に達した。同駅エリアは、築浅物件の取引が増えたことで平均築年数が4年若返り、前年のマイナスから一気に大幅上昇に転じている。また、広めのファミリー物件の取引が増えた九品仏駅も、10.9%プラスとなる325万円をマークしている。
二子新地駅も、価格が200万円台に乗る
同区間では、二子玉川駅も前年の334万円から352万円への上昇を達成。隣駅の二子新地駅も196万円から216万円へ上昇し、価格が200万円台に乗っている。
なお東急大井町線全線(大井町~溝の口)における中古マンションの平均坪単価は、299万円となった。前年と比べて、価格で34万円、比率で12.9%の上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東急大井町線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1041