現状価格は2022年2月から4月までに集計
株式会社東京カンテイは、2022年6月21日、東急田園都市線・鷺沼駅~中央林間駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、同年2月から4月までの3ヵ月間に実施されている。
たまプラーザ駅、200万円台に乗る
今回の発表によると、東急田園都市線の鷺沼駅~中央林間駅間において中古マンションの平均坪単価が最高値を示したのは、204万円のたまプラーザ駅だった。今期の同駅エリアは、ファミリー向け物件の取引が増加し、平均専有面積も5平米ほど拡大。上昇基調となり、価格も200万円台に乗るに至っている。
この区間の動きについて同社は、前年は14駅中6駅で平均坪単価が下落していたのに対し、今期は全駅が2桁上昇を達成したことを指摘。中でも、前年は13.9%マイナスであった長津田駅が、今期は16.2%プラスで165万円をマークした点に注目している。
中央林間駅、162万円にまで上昇
今期の同区間では、南町田グランベリーパーク駅も4.1%プラスとなる152万円をマークし、平均専有面積も80平米台にまで拡大。取引事例が増えた中央林間駅も、価格が138万円から162万円にまで上昇している。
なお東急田園都市線全線(渋谷駅~中央林間駅)における中古マンションの平均坪単価は、265万円となった。前年と比較して、価格で35万円、比率で15.4%の上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東急田園都市線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1049