首都圏分譲マンション平均価格は6,450万円
不動産経済研究所は7月20日、「首都圏 新築分譲マンション市場動向 2022年6月」を発表した。
これによると、6月に首都圏で発売された新築マンションは 1,917戸だった。前年同月比で1.1%減した。
戸当たりの平均価格は6,450万円だった。前年同月比で3.8%上昇し、2か月連続で前年同月を上回った。
平米当たりの平均単価は99.7万円である。前年同月比で5.8%上昇となり、3か月ぶりに上昇へと転じた。
地域別の動向
地域別の発売戸数をみると、東京23区が702戸で前年同月比18.5%減少。東京都下は61戸となり、同59.3%の減少。千葉県は199戸で同34.1%の減少である。いずれも大きく減少した。
これに対して神奈川県は620戸となり、同48.3 %の増加。埼玉県は335戸で同61.1%増加。どちらも大幅増となった。
地域別の平均価格は、東京23区が8,103万円で同5.2%の上昇。東京都下は5,405万円で同17.4%の上昇。埼玉県は6,705万円で同24.7%と大幅上昇を示した。
一方、神奈川県は5,214万円となり、同2.2%下落。千葉県も4,358 万円と、同4.2%下落した。
平米当たり単価では、千葉県を除くエリアが上昇した。東京23区が130.7万円で、同9.1%上昇。東京都下は78.0万円となり、同11.6%の2ケタ上昇。神奈川県は83.6万円で、同8.0%上昇した。埼玉は94.5万円で同15.7%上昇と、こちらも2ケタの上昇となった。
一方、千葉県は62.7万円となり、同8.3%下落している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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