駅エリアごとの平均坪単価として「価格」を算出
株式会社東京カンテイは、2022年9月13日、JR中央線・武蔵境駅~高尾駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、同年5月から7月までの3ヵ月間に実施されている。
豊田駅は27.5%プラス、西八王子駅は23.3%プラス
今回の発表によると、JR中央線の武蔵境駅~高尾駅間において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、255万円の国分寺駅だった。同駅は特別快速も停車することもあって人気があり、前年にも大幅な価格上昇を達成。今期も7.1%の上昇を果たしている。
今期に顕著な上昇を示した駅としては、27.5%プラスの豊田駅や23.3%プラスの西八王子駅などが挙げられる。特に豊田駅エリアは、前年の下落から大幅な上昇へと転じた。八王子駅もまた前期の下落から上昇へ転じ、16.8%プラスをマーク。前年より上昇が続く高尾駅も、今期の上昇率は20%台に達している。
武蔵小金井駅エリア、事例数が300件を突破
同区間の中では、駅前再開発によりマンションや商業施設の整備が行われてきた武蔵小金井駅も、13.2%プラスの上昇を果たし、事例数も300件を突破。一方、日野駅は2.8%マイナスで下落が続き、東小金井駅も1.9%マイナスを示した。
なおJR中央線・東京駅~高尾駅間における中古マンション平均坪単価は、247万円となった。前年と比較して、価格で16万円、比率で6.8%の上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR中央線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1081