駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2023年1月10日、東武東上線・池袋駅~志木駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとにして、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2022年8月から10月までの3ヵ月間に行われている。
池袋駅~志木駅間の最高値は、326万円の池袋駅
今回の発表によると、東武東上線の池袋駅~志木駅間において中古マンションの平均坪単価が最高値をマークしたのは、326万円の池袋駅だった。同駅エリアは、前年比7.9%プラスで価格上昇を維持。近年は事例数も増加傾向にあり、今期は600件を超えている。
事例数については、志木駅も今期は100件増加し、平均坪単価も7.5%プラスとなる158万円をマーク。価格上昇については、下板橋駅が前年の下落から一転して15.2%もの大幅上昇を達成した。この上昇について同社は、同駅エリアにおける築浅物件の増加が影響した可能性を示唆している。
和光市駅は、2桁上昇から一転して9.2%下落
一方、大型・築古事例が増加した大山駅は、価格が横ばいとなった。平均築年数が5年近くかさんだ和光市駅は、前年の2桁上昇から一転して9.2%もの下落を示している。
なお東武東上線全線(池袋駅~東松山駅)における中古マンションの平均坪単価は、179万円となった。前年と比較して、価格で9万円、比率で5.6%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東武東上線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1123