江戸川台駅~船橋駅間の駅別価格を発表
株式会社東京カンテイは、2023年1月31日、東武野田線・江戸川台駅~船橋駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2022年8月から10月までの3ヵ月間に実施されている。
264万円の流れ山おおたかの森駅がトップ
東武野田線の江戸川台駅~船橋駅間において中古マンション価格が最高値を示したのは、264万円の流れ山おおたかの森駅だった。同駅エリアは同区間で唯一200万円台をマークし、今期の上昇率は37.5%にまで到達。この上昇の要因として同社は、同駅が東武野田線の中でも特に築浅事例が多いことを指摘している。
ターミナル駅である柏駅は123万円から140万円へ上昇し、隣の新柏駅も、92万円から131万円への上昇を果たした。船橋駅は、140万円から147万円へと堅調な価格推移を示す一方で、事例数は同路線最多の511件まで増加。新船橋駅は、135万円から131万円へと価格が下がり、前年からの下落傾向が続く形となっている。
事例数が少なく個別事例の影響が出やすい区間
今期の同区間において下落幅で目立ったのは、27.1%下落した江戸川台駅だった。ただし同区間は事例数が26件と少ないため、個別の築古事例の影響を受けた可能性を同社は指摘。また同区間そのものについても、事例数が50件以下の駅が多く、個別事例の影響が出やすい点を併せて指摘している。
なお東武野田線全線(大宮駅~船橋駅)における中古マンションの平均坪単価は、137万円となった。前年と比較して、価格で16万円、比率で13.5%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東武野田線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1136