相鉄・東急相互直通運転により渋谷駅・目黒駅への直通が実現
2023年1月26日、日本最大級の不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」を運営する株式会社LIFULL(以下、LIFULL)は、相鉄新横浜線・東急新横浜線(以下、相鉄・東急直通線)の開業が中古マンション・賃貸物件価格に及ぼす影響について調査した結果を公表した。
2023年3月18日開業するのは相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅~新横浜駅間と東急新横浜線の新横浜駅~日吉駅間で、相鉄・東急の相互直通運転、さらには東京メトロへの乗り入れにより、相鉄線から都心の渋谷駅・目黒駅への直通が実現する。
二俣川駅・西谷駅徒歩10分以内の価格・賃料は上昇傾向
相鉄・東急直通線の開業により、相鉄の各駅から都心へのアクセスが良くなるだけでなく、新横浜駅で新幹線のアクセスも良くなるため、住宅価格や賃料にも影響があると考えられる。
LIFULLの調査によると、相鉄のハブ駅である二俣川駅と西谷駅から徒歩10分以内の中古マンションの物件価格と、2駅がある横浜市旭区・保土ヶ谷区内にある駅徒歩10分以内の物件価格を比較すると、二俣川駅・西谷駅は2022年4月以降の価格上昇が著しい。
一方、居住用賃貸物件の平均賃料を同様に比較した調査でも、やはり2022年4月以降は二俣川駅・西谷駅の賃料は旭区・保土ヶ谷区内の駅平均より高くなっている。
駅周辺の施設充実度をスコア化した「駅周辺充実度」の総合スコアは、二俣川駅が100点満点のうち78ポイントであった。対する西谷駅は64ポイントであるものの、LIFULLではこの西谷駅に関し、相鉄・東急直通線開業に伴って今後の周辺施設開発に期待が持てるとしている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LIFULLのプレスリリース
https://lifull.com/news/25667/