分譲マンションの月額募集賃料を集計
株式会社東京カンテイは、2023年2月14日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移』の同年1月版を発表した。
このリリースは、同社のデータベースに登録された分譲マンション(ファミリータイプ)の月額募集賃料を行政区単位に集計し、平米単位の平均賃料を算出した上でその推移を考察するというもの。同社はこのリリースを毎月発表している。
3ヵ月連続上昇を果たした首都圏
今回の発表によると、2023年1月の首都圏における分譲マンションの賃料は、3391円/平米となった。前月比ではプラス1.6%となり、3ヵ月連続上昇を果たしている。
都県別に見ると、東京都は前月比プラス1.9%の3849円/平米で、埼玉県はプラス0.6%の1929円/平米で、共に上昇を達成。特に東京都は、築浅事例の増加により強含み、4ヵ月連続上昇をマークした。一方、神奈川県はマイナス0.2%の2481円/平米、千葉県もマイナス0.6%の1798円/平米で、それぞれ下落している。
近畿圏は3ヵ月ぶりに下落
2023年1月の近畿圏における分譲マンションの賃料は、前月比マイナス0.3%の2110円/平米となった。府県別に見ると、大阪府がプラス1.2%の2364円/平米をマークする一方で、兵庫県はマイナス1.6%の1774円/平米で下落。圏全体としては、3ヵ月ぶりに下落している。
中部圏は、前月比プラス1.3%の1901円/平米をマーク。愛知県もプラス1.5%の1954円/平米となり、揃って3ヵ月連続上昇を果たした。
(画像はプレスリリースより)
三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移 1月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/T202301.pdf