衝撃の家賃高騰！東京23区で単身者向け最低居住面積の家賃が年々増加

不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」を運営する株式会社LIFULLは1月8日、25平方メートル物件の家賃相場を発表した。

25平方メートルとは、国土交通省が「単身者における健康で文化的な住生活の基礎として必要不可欠な住宅の面積」と定義している広さである。

LIFULLはこの定義に基づき、東京23区の家賃相場を調査した。

調査結果によると、東京23区の家賃相場は13万7,000円で、前年比109.6％（＋1万2,000円）、前々年比115.1％（＋18,000円）と上昇傾向が続いている。

また同社は、賃貸物件選びの目安とされる「手取りの3分の1以内」という家賃基準に基づき、必要な収入額のランキングを作成した。

その結果、最も家賃相場が低い葛飾区（9万2,000円）では手取り27万6,000円、最も高い渋谷区・港区（18万7,000円）では手取り56万1,000円が必要となることが分かった。

物価高騰による生活コストの上昇も重なり、東京23区で若年単身者が25平方メートルの住居を確保することは、より一層困難になっているといえる。

（画像はプレスリリースより）




株式会社LIFULLのプレスリリース
https://lifull.com/news/40432/