中古マンションの価格変動を天気マークで表示
株式会社東京カンテイは、2025年2月27日、同年1月度の中古マンション価格天気図を発表した。
この「天気図」は、全国で流通している中古マンション(ファミリータイプ)の70平米価格を毎月集計し、その価格変動を天気マークで表示したもの。「天気」の表示は、価格の上昇傾向を「晴」で、下落傾向を「雨」といった形で行われている。
価格変動が小幅に留まった地域が多い1月
2025年1月の中古マンション価格天気図では、「晴」が17地域から18地域に増加した。「薄日」も6地域から7地域に増加したが、「曇」は10地域から9地域に減少。「小雨」は9地域のまま横ばいであり、「雨」は5地域から4地域に減少している。
2025年1月の動きについて同社は、価格変動が小幅に留まった地域が多いことを指摘。「天気」もこの動きを反映し、全国で横ばいを示す地域は19地域から32地域に増加している。天候が改善した地域数は22地域から10地域に減少し、悪化も6地域から5地域に減少した。
70平米価格およびその考察も公開
今回の発表では、「天気図」の元データとなる70平米価格およびその考察も公開されている。
このデータによると、2025年1月の首都圏は東京都が前月比3.2%の上昇を果たしたことで圏平均も2.3%上昇。近畿圏は、大阪府以外の中心府県が下落したことで圏平均が0.1%下落した。中部圏は岐阜県以外がいずれも上昇し、圏平均が0.5%上昇している。
(画像はプレスリリースより)

2025年1月度 中古マンション価格天気図 - 株式会社東京カンテイ
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