駅エリアごとの平均坪単価として「価格」を算出
株式会社東京カンテイは、2025年2月18日、JR武蔵野線・府中本町駅~越谷レイクタウン駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2024年9月から11月までの3ヵ月間に行われている。
上昇を維持した越谷レイクタウン駅
今回の発表によると、JR武蔵野線の府中本町駅~越谷レイクタウン駅間において中古マンション価格が最高値となったのは、207万円の越谷レイクタウン駅だった。同駅エリアは平均築年数が8年台で推移しており、今期も上昇を維持。平均専有面積も拡大するなど、堅調ぶりを示している。
今期の同区間では、西国分寺駅が2桁上昇を達成。同駅エリアは、平均築年数が路線平均を下回る28.2年にまで若返り、価格も200万円台に乗った。同路線で最も事例数が多い武蔵浦和駅も、188万円で反転上昇をマーク。平均築年数がわずかに伸びたにも関わらず、上昇率は1.6%に達している。
武蔵浦和駅の両隣は反転下落
反転上昇を果たした武蔵浦和駅の両隣では、反転下落が目立つ。南浦和駅は179万円から168万円に、南浦和は140万円から128万円に、それぞれ下落。下落率も、南浦和は6.1%、西浦和は8.6%に達した。
なおJR武蔵野線全線(府中本町駅~西船橋駅)における中古マンションの平均坪単価は、145万円となった。前年と比較すると、比率で3.5%、価格で5万円下落している。
(画像はプレスリリースより)
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駅別中古マンション価格/JR武蔵野線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1444