ローンを組む時はどんなことが不安?
株式会社AlbaLink(以下、AlbaLink)は21日、住宅ローンを組んだ経験がある人を対象に、「住宅ローンを組む際に感じた不安に関する意識調査」を実施し、その結果をとりまとめて公開した。
不動産はまとまった金額となるため、ローンの中でも借入金額が大きく返済期間も長めとなる傾向がある住宅ローン・不動産ローンは、特有の不安を抱えやすいと推察される。よってその不安の原因を突き止め、リスク軽減対策を図っていくことに活用していきたい。
調査は2025年1月28日~2月11日の期間、AlbaLinkが自社調査としてインターネット・アンケート方式の任意回答で実施、男性127人、女性122人の合計249人から有効回答があった。
まず、住宅ローンを組む際に感じた不安はどのようなものか複数回答可で尋ねたところ、1位は「将来の返済能力」で50.2%になった。2位が「金利が上がりそう」の37.3%、3位には「月々の返済額の負担」の17.7%があがり、4位は「返済期間が長い」の11.2%だった。5位は「審査に通るか」で2.4%となっている。
借りられるかどうかよりも、これから無理なく返していけるのか、返済に関する不安を当初から持っている人が多いことが分かる。
1位の「将来の返済能力」を選んだ人からは、長期の支払いとなるため、給与が減らないか、働ける体であり続けられるか、家族の介護などで仕事に支障は出ないかなど、予測困難な周辺要素も含めた仕事及び報酬面の不安をあげる向きがみられた。
ローンを組んだのが40歳で、75歳まで返済し続けられるか不安だったといった年齢面を気にする人も多い。
2位の「金利が上がりそう」は、変動金利を選択した人から多くあがったもので、変動による利息部分の増加で負担が重くなることを不安視する向きが強かった。固定金利選択型でも、固定金利の適用期間が終わると金利は変わるため、注意しておく必要があるだろう。
重視する情報はやはり金利面
続いて住宅ローンを組む際、どんな情報を調べたか複数回答可で尋ねると、1位は「金利」で51.8%となり、2位以下を大きく引き離す過半数でトップとなっていた。
2位は「返済シミュレーション」の22.9%、3位が「金融機関」の10.4%、4位「住宅ローンの種類」の10.0%、5位「住宅ローン控除」の9.2%、6位に「金利タイプ」で8.8%、7位が「手数料」の7.2%と続いている。
金利が圧倒的なトップで、次いで返済のシミュレーション情報が来たことは、返済に不安を感じる人が多かったことも反映されていると考えられる。できるだけ負担を抑え、ライフステージの変化も織り込んだシミュレーションを丁寧に行うことでリスクヘッジを図る人が多いようだ。
住宅ローンを組む際、実際に重視したことは何か、複数回答可で尋ねると、こちらも「金利の低さ」が圧倒的に多く、69.1%にのぼった。2位は「返済期間の短さ」の22.9%で、3位が「月々の返済額」の16.1%となっている。
4位には「手数料の金額」の7.2%がランクイン、5位は「金利のタイプ」の5.6%だった。
金利が低ければ返済総額も少なくなり、負担は確実に軽くなる。よって複数金融機関で金利を比較し、なるべく低い金利で借りられる先を探すのは当然の振る舞いとなるだろう。
マンション管理会社の紹介や、勤務先の提携などで、より一般よりも優遇された金利で借りられるところを選定する向きもみられている。
住宅ローンを組んでから後悔したことは何かも尋ねた。すると「他金融機関を検討しなかった」が14.5%で最も多く、2位は「頭金が少なかった」の13.7%、3位は僅差で「固定金利にすればよかった」の13.3%だった。
4位は「変動金利にすればよかった」の6.4%、5位が「返済期間が長すぎた」の5.6%となっている。
利用先とローン商品、頭金の額、返済期間のいずれも、自らの裁量で調整できたはずのことであり、これらを今考えればもっと上手く対処しておけばよかった、検討不足のまま決めてしまったと後悔する人が多いとみられる。
金融機関の検討に関しては、住宅メーカーなどに勧められるまま決めてしまったため、後悔につながったという人や、金利の安さからネット銀行を優先したが各種手数料が割高であったため、もっと総合的に検討・判断すべきだったと考えている人がみられた。
借り換え検討時に、その金融機関独自のルールがあるといった場合もあり、それによって手続き面で苦労する人もあるという。利用時にはトータルコストや手続きのしやすさなど、多面的に検討することが重要といえる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社AlbaLink プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000201.000055654.html