レインズが2月首都圏中古マンション動向を発表
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は3月10日、2025年2月度の「月例マーケットウォッチ」を発表した。
2月の首都圏における中古マンション成約件数は、前年同月比23.9%増と大きく伸び、4,152件だった。4か月連続で前年同月を上回った。
成約平米単価は同4.8%上昇し、79万1,400円。2020年5月から58か月連続で前年同月を上回った。成約価格は同2.6%上昇の4,985万円。こちらも4か月連続で上昇した。
地域別の中古マンション平米単価
地域別の成約平米単価は、以下の通りである。
東京都区部の成約平米単価は、前年同月比6.1%上昇の118万1,200円。2020年5月から58か月連続で上昇している。多摩は同5.7%下落の54万4,400円となり、1月に続いて前年同月を下回った。
横浜市・川崎市は同2.3%下落の62万6,900円、神奈川県他は同8.8%下落の39万7,900円で、3か月連続で前年同月を下回った。
埼玉県は同4.5%下落の43万4,900円。1月に続いて前年同月を下回った。千葉県は同0.3%上昇の41万2,800円。ほぼ横ばいながらも、4か月連続で前年同月を上回った。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2025年2月度)」より)

月例速報MarketWatchサマリーレポート(2025年2月度)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202502_summary.pdf