2月の「指定流通機構の物件動向」を公表
公益財団法人 不動産流通推進センターは3月10日、2025年2月の「指定流通機構の物件動向」を公表した。
この調査は全国の指定流通機構における売買成約報告のうち、既存住宅に関するデータを集計したものである。
中古マンションは価格・築年数ともに上昇傾向
2月の全国における中古マンションの成約価格は前年同月比で3.83%上昇し、4,010万円となった。4か月連続で上昇している。
1平方メートルあたりの成約単価は同5.59%上昇の、61万3600円。56か月連続で上昇している。
専有面積は同1.57%減少し66.66平方メートル。3か月連続で縮小した。
一方、築年数は同8.73%増の26.16年。10か月連続の上昇となっている。
成約物件数は同22.94%増の7,663件で、4か月連続の増加となった。
既存戸建住宅も価格上昇、成約数は22か月連続増加
全国の既存戸建住宅の成約価格は、前年同月比2.77%上昇の2,669万円となった。2か月連続で上昇している。
建物面積は同0.74%減の110.59平方メートル。3か月連続で減少した。
土地面積も同9.25%減の183.45平方メートルとなり、3か月連続で縮小している。
築年数は同1.44%増の27.48年。3か月連続で上昇している。
成約物件数は同26.46%増の4,813件で、22か月連続の増加となった。
(画像はプレスリリースより)

公益財団法人 不動産流通推進センターのプレスリリース
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